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相続税の基礎控除、配偶者特別控除について - 株式会社アイワ住宅-不動産の売買・仲介・相続・建築・リフォーム・賃貸

お知らせ

相続税の基礎控除、配偶者特別控除について

 2025/3/18作成

相続税の「基礎控除」と「配偶者の税額軽減(配偶者控除)」について、わかりやすくご説明します。

相続税の基礎控除とは?

相続税には「基礎控除」という制度があり、相続財産がこの金額以下であれば、相続税はかかりません

基礎控除の計算式

3,000万円 +(600万円 × 法定相続人の数)

<例>

法定相続人が配偶者と子ども2人の合計3人の場合

3,000万円 +(600万円 × 3)= 4,800万円

→ 4,800万円までの遺産には相続税はかかりません。

配偶者の税額軽減(配偶者控除)とは?

配偶者が相続する場合、特別に大きな控除(非課税枠)があります。これを「配偶者の税額軽減」といいます。

非課税限度額:

配偶者が相続する財産については、以下のどちらか大きい方まで非課税になります。

  • 1億6,000万円
  • 配偶者の法定相続分までの金額

つまり、配偶者が多くの財産を相続しても、一定の範囲なら相続税がかからないという制度です。

:

配偶者と子ども1人が相続人 → 配偶者の法定相続分は 1/2
遺産が3億円の場合 → 配偶者が1億5,000万円を相続 → 非課税(法定相続分以下)

注意点:

  • 配偶者控除を受けるには相続税の申告が必要です(ゼロでも申告しないと控除は適用されません)。
  • 配偶者控除があるとはいえ、将来的な二次相続(たとえば配偶者が亡くなった後の相続)を考慮することも大切です。

国税庁

NO4152 相続税の計算」

「NO4158 配偶者の税額の軽減」 ご参照ください。

 

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