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私道承諾書について - 株式会社アイワ住宅-不動産の売買・仲介・相続・建築・リフォーム・賃貸

お知らせ

私道承諾書について

「私道承諾書(しどうしょうだくしょ)」とは、不動産取引や建築確認申請などで私道(=個人が所有する道路)を通行・使用する許可を得るための書類です。とくに家を建てる・再建築する場合には非常に重要になります。

私道承諾書とは?

定義:

私道の所有者から、通行やライフライン(上下水道・ガス・電気など)の埋設を認める旨の同意を文書で得たものです。

私道承諾書が必要な場面

シーンなぜ必要か?
建築確認申請 私道に接している土地に建物を建てるには、接道義務を満たす必要があり、私道の使用許可がないと確認が下りないことがあります。
不動産売買 買主が「その道を使って家に入れるのか?」と心配になるため、承諾書がないと取引が進まないことも。
ライフラインの引き込み 私道の下に配管を通すには、所有者の許可が必要です。後々のトラブル回避にもつながります。

✍️ 私道承諾書に記載される内容(例)

  • 私道の所在地・地番
  • 承諾する内容(通行、掘削、ライフラインの埋設など)
  • 承諾の条件(期限、将来の所有権移転時の効力など)
  • 承諾者の氏名・住所・押印(実印が望ましい)

⚠️ 注意点・よくあるトラブル

注意点説明
承諾は書面で 口約束では法的効力が不十分。書面+署名・押印が必須。
所有者が複数いる場合 全員からの承諾が必要。1人でも拒否すると建築不可のケースも。
永続的な承諾ではないことも 期間限定や、所有者変更で無効になる可能性もあるため、内容をよく確認。
「位置指定道路」の場合は別ルール 建築基準法上の「位置指定道路」であれば、承諾書が不要なケースもあります。

まとめ:私道承諾書は安全・安心のカギ

私道に接道する不動産を購入・建築する場合は、私道承諾書の有無が非常に重要です。将来のトラブルを避けるためにも、必ず内容を確認しましょう。

参考:

国土交通省「建築基準法における道路の取扱い」

 

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